レンズを開始して一ヶ月です。0.06だったのが今では1.2くらい見えて感謝しています。コンタクトレンズは始めてだったので最初はゴロゴロしましたが、今ではすっかりなれました。でも一つ心配なことがあります。昼間は凄くよく見えるのですが、夜になると1.0を切ってしまう感じです。0.8くらいかなあ、と思うときもあります。それからこの前映画を見に行ったのですが、昼間なのにあまり良く見えませんでした。映画のスクリーンもボーっとして光が広がったような感じでした。どうも暗いところでは良く見えないようです。これって異常ですか?そのうち良くなるんでしょうか?でも、全体的には治療に満足しています。それと、昼間は運転していても全く心配はないのですが、この前初めて夜運転してみたら、信号の光がやっぱりボーっと広がって見えて少しびっくりしました。夜は運転しないほうがいいですか?
その状態の一つは「グレア」と呼ばれる現象です。グレアは瞳孔とレンズサイズの関係で生じます。夜になったり暗くなったりすると、目の中に光をたくさん取り入れようとして瞳孔のサイズが広がります。すると、昼間の瞳孔サイズでは十分にカバーできていた角膜の凹レンズ化された部分が、夜間や暗所で拡大した瞳孔の面積をカバーできなくなって、その周辺カーブの屈折率が落ちてボーっとなって見えます。
この「グレア」はLASIKなどの屈折矯正手術を含めて、角膜表面の角膜形状を凹レンズ化する治療法では、どれでも起こりうる症状です。ただし、LASIKなどでは再手術を要したり、再手術そのものが困難な場合があったりするのに比べて、オサート/オルソKであればレンズサイズと瞳孔領域(オプティカルゾーン)のサイズを適切に変更することで十分に対応可能です。
新たに開発したオサートの場合8000枚のテストレンズから選択することができ、そのオプティカルゾーンも、従来型オルソKでは考えられなかったサイズまで用意しています。これこそ「フルカスタム」の真骨頂です。適切なオプティカルゾーンを探るためのテストレンズ検査をお勧めします。この間は夜間、裸眼での運転は避けていただくか、あるいは夜間の運転の時だけオサート/オルソKレンズを装用したり、ソフトレンズや眼鏡をかけて対応して下さい。
ただ、治療前の視力が0.06だったということですから、まだ治療が最終段階ではなく、ステップアップが必要なのかもしれません。たとえ昼間1.2まで見えていても、本来一段階では不十分な場合であれば、夕方から夜になるにつれて徐々に視力が低下していくのは当然です。その場合には、当然ステップアップが必要になります。ステップアップすれば、最終的には昼間と同じ程度に、夜間の視力も維持されるようになると思います。
夜間に視力が落ちる原因が上記のどちらの場合であるかは、屈折値と角膜形状解析の検査をすればすぐに判断できますので、不安であれば早めの受診をお勧めします。