クッキリと見えるようにはなったのですが、その分乱視をはっきり感じてしまうようになってしまいました。もともと乱視もあったし、最初に院長先生からは経過中にはそういうこともあると聞いていたのですが、レンズをステップアップしていったらこの乱視も良くなるのかどうか、とっても心配です。この状態はまだしばらく続くんでしょうか?
近視と乱視が混在する場合には、治療を開始すると近視の方がすぐに改善してきますので、今まで近視に隠されてあまり自覚していなかった乱視が、近視の改善に伴って強く自覚されてくる場合があります。このような状況は患者様の初診の時の近視度と乱視度のバランスによってある程度判断できるので、テストレンズを試した後にお話させて頂いていると思います。
ただし、これは過渡的な状況であることが多く、乱視がまだ中途半端に治療されている状態を意味します。したがって、この種の乱視はステップアップの過程で徐々に弱まっていくのが一般的です。
このようなタイプの乱視とは別に、「残余乱視」と呼ばれるタイプの乱視があります。治療によって角膜の形状が変化することで、今までの乱視のバランスが変化て生じるこの種の乱視の場合には、少し時間がかかります。新しく安定した乱視のバランスに慣れるまでには個人差がありますが、数週間で新しい乱視バランスに慣れてくる患者さんもいらっしゃれば、慣れるのに数ヶ月かかる方もいらっしゃいます。
現在の乱視が「治療過程による乱視」か、あるいは「残余乱視」であるのかは、来院して角膜形状解析検査を受けていただければすぐに分かりますので、乱視によるご不自由が強い場合には、早めの受診をお勧めします。「治療過程による乱視」であれば、ステップアップする時期を早めて対応いたします。